神明台処分地視察

昨日は予算関連質疑が行われ、政調会長の藤崎議員が会派を代表して質問に立ちました。今日から予算特別委員会で局別の審査がスタートしてます。二つに分かれて行い今日は第一委員会。私は第二委員会ですので、インターネットで審議を聞いていました。

午後は神明台処分地を視察しました。昭和28年から53haの広大な処分地は第7次までに渡ってごみの埋め立て処分を行っていました。地盤が安定してきた区域はスポーツ施設など整備をされて知己の方々へ開放されています。一方、今も安全で快適な市民生活のために、環境負荷の低減や環境との調和に配慮していかなければなりません。今回は最後の埋め立て区域「第7次」部分を中心に視察をしました。平成23年度末で埋め立ては終わりましたが地中のガス発生状況や浸出水の処理施設を見せていただき、周辺環境への十二分な配慮を確認できました。驚いたことは、敷地内には民地が入っていることです。「主水山(もんどやま)」と呼ばれる山に関して鎌倉時代の歴史に関わる話も聞き、ずっと続く人々の暮らしに思いをはせることもできました。

麓理恵さんの写真麓理恵さんの写真麓理恵さんの写真麓理恵さんの写真麓理恵さんの写真麓理恵さんの写真

では、いったいいつ地盤が安定するのかということですが、実はかなりの年限を要すると思われます。はっきりといえないのは、ごみの埋め立てについての規制はどんどん厳しくなり、「埋めちゃえ!」で終わる時代は大昔の話で、その後、ガスや排出水の処理についてはこれまでの事例・前例がないことからわからないということだそうです。それでも、緑の樹林地として生育させることができたり、スポーツ施設として活用できるところは取り組んで生きたいという話も聞いています。ごみ行政がどんどん難しく厳しくなることは環境を守る観点からは必要なことですので、これからもしっかりと状況を把握して、地元への連絡や声を聞くことを続けてほしいです。