視察に行ってきました

月曜日から今日まで、こども青少年教育常任委員会の視察で九州へ出かけていました。今回のキーワードは「連携」「情報共有」です。

北九州市では福岡県警本部少年課の付属機関である少年サポートセンターで非行防止から立ち直り支援までの活動の様子を伺いました。大分県教育委員会ではいじめ、不登校対策における専門スタッフ(スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー)やスクールロイヤーの活用について。熊本県こども・若者総合相談センターは、ワンストップで相談を受けて繋げていくことを大切にされています。また、ヤングケアラーの相談支援も始めています。熊本市教育委員会では、2016年の熊本地震でこどもと連絡がつかない、学びが止まったという経験から先進的にICT教育に取り組んでこられました。

こどもや若者のまわりに、どれだけの仲間や大人がつながっているかが、成長や学びを支えることにつながります。困難を抱えている時にはそのつながり方をギュッと強めていく。そのためには日頃の連携連絡が何より大事。そんなに簡単ではないけれど、とても明るく活動されていた北九州市の青少年サポートセンターの皆さんのパワーに圧倒され、丁寧に説明していただいた各所の皆さんの真剣な表情に、横浜市も「連携」を意識した取り組みを進めたいとか思いながら帰ってきました。