Z世代との3時間

地元中学校の生徒さんが職業体験で事務所に来てくれました。

事前打ち合わせで「制服で行った方がいいですか?」「そうですね。」とのやりとり通り制服でやってきましたが、やけに綺麗な制服でその訳を聞いたら、コロナ禍で登下校も含めて繰り返し洗濯できる体操服で過ごしているそうです。

さて、約3時間どうやって過ごそうかと考えていました。横浜市では中学校のデリバリー型給食を全員で食べる給食にしていこうという中期4か年計画での提案があります。そこで、まさに当事者である中学生の皆さんの意見をまとめてもらう活動をしようと考えて、今日までにデリバリーの給食を食べて写真を撮って、周りの感想などを聞いておいてほしいと事前の準備をしてもらいました。

まず、自己紹介。なぜ、政治家の事務所で職業体験をしたいと思ったのかも含めて自由に話してもらいました。3人とも臆することなく自分のことを話してくれて、市会議員が何をしてるのかという興味が強かったので選んだという点では、3人とも一致していました。そこで私の日々の活動を、議会、地元と分けてパワポで写真など映しながら説明しました。特に地元でいろいろな相談や要望の対応をしていることを知ると、身近なところに政治があると感じ取ってもらえました。生徒さんからは、特別教室にエアコンが欲しいとか、障がい者の行動を支援して家族を支えて欲しいという要望も出してくれました。

その後中学校給食を食べている当事者として意見をまとめてもらい、その中には、箸を忘れやすいとか、もっと早くキャンセルができるようにとか教育委員会のアンケートでは聞こえてこなかった声がありました。そして、このとりまとめの際には、3人で学校から持ってきてもらったパソコン端末を駆使してまとめていましたが、使い方が十分わからなくても、「あーだ、こーだ」言って触って、失敗して、やり直してと作業をしていました。学校で、特に使い方を教わるような時間はなかったそうです。「私たちは、生まれたときからこうした機器に触っているから、なんとなくわかります。」と、まさにZ世代の言葉です。

途中休憩をはさみ、先生が顔を出してくださりながら無事に終了。その後、私は急ぎ自分の「ふもと理恵ニュースの裏面に3人がまとめた記事を載せて街頭用ニュースを完成させました。私が、一番新鮮に思い、楽しんでいたんだと思います。ありがとうございました。