障がい児者の歯科治療の現実

横浜市歯科保健医療センター (y-specialcare.net)

コンビニと々くらい歯科医院はたくさんあるといわれていますが、障がい児者にとっての歯科治療はとても難しく(障害がなくても小さい子供の歯科治療は大変です)、横浜市内では、専門的に対応できるのは「横浜市歯科保健医療センター」が中心で、鶴見歯科大学付属病院や神奈川歯科大学附属病院とも連携しながら取り組んでいます。

市内で障害者手帳を保持しているのは約180,000人です。歯科治療が必要で、一般の歯科医院での受診が難しく、ここでの受診を待っている人たちは3~4か月待たなくてはなりません。視察に訪れた日は、1台では成人の方が歯石を取り口腔内をきれいにしてもらっていました。衛生士さんの優しい励ましの声かけでわりと落ち着いておられましたが、いつ、体が大きく動くかわからないので、ゆるいベルトで保護されていました。もう1台は4歳の子どもで、全身麻酔で治療が行われていました。診察台に座るまでに時間がかかることがあったり、一人にかける治療時間が長かったりと、障がい児者の特性に合わせながら丁寧な治療が必要ですので、どうしても多くの人をどんどん診ていくということができません。医療センターでは、1台当たりの年間患者数は1950人となっており、他都市では、多いところでも980人から少ないとロコで350人です。大都市横浜市で歯科医療保健センターが1カ所しかないことは問題です。

こうした現状から、横浜市民でありながら周辺の藤沢市や鎌倉市に出かけて治療を受けている方もいらっしゃいます。この分野はまさに行政が責任をもって取り組むべきで、また、急ぎ具体的な検討に入らなければなりませ。

私たち立憲民主党横浜市議団は、できれば他都市の状況も調査し、当局に具体的な提案をしてまいりたいと思います。