3・8国際女性デー かながわのつどい

モルック大会、青少年フェスティバル、マルシェ、防災拠点訓練、作品実技発表会と泉区内で楽しみ学びました。担い手不足といろんな団体が言われていて、その心配をしながらも、地域で活躍していらっしゃる方にお会いすると、感謝しかありません。

大急ぎで横浜で開催される3・8国際女性デーかながわの集いに行きました。
改めてSRHR(性と生殖の健康)や包括的性教育について勉強でき刺激的な時間でした。
女性差別撤廃委員会から日本政府にSRHRについて厳しい勧告が出されています。
・包括的性教育を学校教育に導入すること
・緊急避妊薬を含む、支払い可能な価格の現代的避妊法へのアクセスを確保すること
・中絶の合法化、非犯罪化、配偶者同意要件の撤廃などにより、中越・中絶薬へのアクセスを確保すること
・「性同一性障害特例法」の手術要件の撤廃と、過去に手術の選択を強いられた当事者への被害回復措置
・同性婚の現実
・選択的夫婦別姓の実現
が勧告内容です。この勧告の根底にあるのは「人権を守る」ということだと思います。しかし、日本のこれまでの社会的歴史・風土を考えると、声高に反対を唱える人がいます。しかし、世界に目を向けてみるとこの勧告の内容は、当たり前に行われて、そのことで生きやすくなっている人たちがいるということをとらまえて、もっと前向きな議論が必要です。
また、1月29日に開かれた会見で、外務省は国連女性差別撤廃委員会に対して「皇室典範を巡る記述の削除要請に応じなかったことへの抗議」として、
1,国連人権高等弁護官事務所に対する任意拠出金の使途から、女性差別撤廃委員会を除外すること
2,本年度予定の女性差別撤廃委員会の訪日プログラムの実施を見合わせること
と、二つの措置を講じたと発表しました。皇室典範にかかわることは、日本の長い歴史の上にあるものだとは思いますが、時代に合わせて変化させていくことも必要ではないでしょうか。要請に応じないならお金は払わないというのは、個人的には恥ずかしいふるまいと思います。
長い期間女性先輩方が中心になって、声を上げ様々に制度を変えてこられました。あきらめることなく同じ思いの人たちがrん大使、多くの人に理解を求める活動を続けていかなければならないと思います。