私が委員長を務めることになりました「市民活躍・地域コミュニティ活性化特別委員会」が今日からスタートしました。
設置理由は
「人口減少や高齢化の進行により、地域において担い手不足や人のつながりの難しさなどの課題が生じている。誰もがいくつになっても地域社会でいきいきと活躍するとともに、人がつながり、地域活動が活発になることで地域コミュニティが活性化するよう、その実現に向けた施策について調査・研究を行うため」
となっています。
泉区では、地域活動が活発に行われていると感じています。自治会町内会活動、シニアクラブの活動、文化的活動、子どもにかかわる活動、青少年指導員、スポーツ推進委員の活動、健康を支える活動、スポーツ団体の活動、消防団の活動などなど、まだまだたくさんの活動があり、そこで活動する多くの方がいらっしゃいます。
一方で、なり手不足や役員の高齢化が課題になっているという声は多く聞きます。そこで、この特別委員会のテーマを次のように選定しました。
少子高齢化の進行、単身世帯や共働き世帯の増加、高齢者の就業増加など、地域に様々なライフスタイルが混在する中、排他性や疎外感が生まれやすくなっている。また、自治会町内会の加入率が低下し、地域のつながりの希薄化等に伴い、地域活動の担い手不足や新たな担い手の発掘が課題となっている。
こうした状況において、誰もが無理なく、かつ自分らしい形で地域と関われる社会への転換が求められている。そのためには、多くの人が地域課題を自分ごととして捉えられるように、地域活動へのオンライン参加や単発での参加、趣味を通じた交流からの参加など、柔軟で多様な新しい地域参加ができるような行政の支援の在り方を検討する必要がある。そこで、今年度はつながり再構築に向けた地域支援についてというテーマで、調査・研究を行うこととしたい。
横浜市の調査では、約6割の方が、何らかの地域活動に参加したいというふうに考えていらっしゃいます。こうした方とつながっていける事例を集めたり、現状の把握と課題の洗い出しもしていきたいと考えます。