監査委員会視察②

監査委員会視察の二日目は薄い幹線整備工事の現場で説明を聞き、現場を見ました。

横浜駅周辺は、ターミナル駅と大型商業施設や地下街を有した横浜市の重要な拠点です。ここが、次の写真のように水没し、甚大な被害が発生しました。今、民間事業者によるうすい貯留等が位置付けられています。また、JR横浜タワーでは国と横浜市が整備の一部を補助し、事業者であるJR東日本が雨水貯留施設を整備しました。

横浜市としては、横浜駅周辺の雨水は、地下の薄い幹線を通して東高島ポンプ場まで硫化させて、ポンプアップして海域へ放流します。

きょうは、神奈川公園の立坑を見せてもらいました。内径13m深さ64mの発進立坑ができああっています。ここから下に向かう赤線をシールドマシンで掘り進め、それが終わると上へむかって東高島ポンプ場まで掘り進めるという大工事です。工事用エレベーターに乗って地下60m付近まで降りて、その大きさを実感することができました。工期は令和13年3月末とされています。事故の内容進んでいきことを願います。

この工事には291億円が契約金額となっていますが、物価高騰はしばらく続くことを考えると、最終的な予算はどうなるか心配です。一方で工事の現場では、掘り出した土砂を埋め立て用と産廃用に分けて、含まれている水分を取り出してさらにその水をまた工事に使うと循環型で工事を進めていことがわかりました。

<947A957A8E9197BF816941825295D096CA816A338379815B835782C98D8791CC2E786477>