研修の一日

この一ヶ月頭の中が「せ・ん・きょ」の文字しか出てこない状態でした
今日はインプットの1日にしようとオンライン研修会に申し込んでいました。

『児童虐待とヤングケアラーへの自治体支援の在り方』
10:00-13:00
児童虐待の根本解決に向けて地方自治体ができること‐教育×福祉の視点で考えるー
講師はこども家庭庁参与で社会福祉士・保育士・防災士の辻由紀子さんです。昨年も勉強っせていただきましたが、ご自身の経験と現場での具体的な行動とそれを支える理論があるので、話に説得力があります。
児童虐待は、子育て中に誰でも一度は感じる思いで、虐待になってしまうのは親本人の弱さではなく、支える周りの力が弱い。人は群れで生きる動物で、世帯単位の原則・世代単位の支援・申請主義ではうまくいかないということを事例で示していただきました。貧困‐虐待は世代間で連鎖するということはずっと言われていますね。申請するにも仕方がわからないことや、急にあった人にしんどさをうまく伝えることは難しいです。
社会課題はつながっているのに、それぞれの施策に分かれているので解決しないし、自治体では「制度を守って人を守らず」という本末転倒事態も起きている。困難は年度末に終わらないけど職員は移動していく「制度がある」を「制度が使える」に変えていかなければなりません。こうした行政の課題をしっかりと認識しながら、もう一方ではこれからのこどもたちには教育というアプローチで生きる力をつけていくことが効果的と語られました。
大阪市立生野南小学校の「性・生教育の事例が示されました。教育委員会だけなくこどもの貧困対策推進本部も一緒になって進めていく教育です。
社会が関心を持つー適切な人とつながるー知識教育を受けるとサイクルを回していく。

14:00-17:00
ヤングケアラーの現状と必要な支援
講師は大阪公立大学学長補佐の伊藤嘉余子さんです。
ヤングケアラーの現状を知るたくさんの資料を挙げてくださいました。そして法律の面からわかりやすく説明をいただきました。支援のポイントとして出された中で、支援に対する警戒心を解き、故悪露を開いてもらう、孤立を感じさせないつながりを作る、家族の世話をしていることを美談にしない、家族のことを悪く言わない、自分や他人の経験をむやみに持ち出さないとありましたが、ついつい言ってしまいそうなことや関係を作る難しさがあると思いました。専門家とまではいわなくても関わる人は頭に入れておかなければなりません。
また、学校に期待されていることもありました。担当教員の配置や話せる場づくり、学びのサポートそして教職員が生きることのロールモデルになるということです。
前段の話とつながることが多々あり、最後の締めの言葉はアフリカのことわざでした。「一人の子どもを育てるには、村中のみんなの知恵と力が必要だ」で、今日のスタートと同じ意味の言葉に戻り研修を終えました。

6時間の研修をうまくまとめることはできませんでした。厳しい暑さでしたので、室内研修はちょうど良かったですし、脳内も少し揺さぶられたように思います。横浜市の施策と合わせてみて改善できることはないか考えたいと思います。