自転車の利用普及は広がるか

新年度がスタートして約半月が過ぎました。
新年度の緊張した環境に身を置かれた方も多くいるでしょうが、少しは慣れた頃でしょうか。
私は、4日から10日までのこの間に議長派遣でオランダ(アムステルダム)とデンマーク(コペンハーゲン)に出かけました。都市形成、サーキュラーエコノミー、DXの推進、都市デザイン、教育・保育など多くの学びをしてまいりました。両都市で移動の際にレンタル自転車を使いました。自転車に乗るのは30年ぶりぐらいでしょうか。※視察の報告については、後日市会ホームページに掲載されます。

さて、横浜市でも泉区内でもレンタサイクルポートが増えてきました。横浜市は中期計画においても、循環型社会の実現を目指す一つとして、自転車の利用促進を目指しています。
今年度は、街中で見かけるようになったレンタサイクルだけではなく、契約したら子どもを乗せられる自転車とヘルメットが郵送されてきて、年2回のメンテがあって、期間が来たら自転車を引き取りに来てくれる、さらに駅前駐輪場に場所が確保されている、という公民連携の社会実験が泉区を含めて3ヶ所でスタート。泉区では5台のうちすでに3台がレンタルされています。

視察先の二つの都市と横浜市の自転車環境の違いについてです。
一つ目は、道路環境です。両都市とも、多くの道路に自動車道・自転車道・歩道と明確に分かれています。泉区内を走る環状4号線には自転車が走る部分を矢羽根で路面表示をしていますが、そこに車が駐車されていたりする、車道にはみ出して走ることになります。長後街道など車の量が多い道路でも、自転車専用道はありません。怖くて車道を走ることをためらいますし、車を運転する側からすると、お子さんを載せている自転車や子どもが走っているとひやひやしながら走ります。
二つ目は、走行ルール・マナーです。両都市では、自転車走行のルールを利用者に浸透しています。ヘルメットをかぶること、曲がる時と止まるときのサイン、追い押すときの声かけなどを当たり前のように行いながら乗っています。横浜では(日本全国ですが)4月から自転車走行が厳格化されました。しかしその内容が浸透するにはまだまだ時間がかかりそうです

両都市で自転車利用者が多いのは、公共交通機関を使うより正確に目的地に着くからです。小一時間で行けるところなら自転車を利用するそうです。言い換えれば横浜の交通機関は充実しているということでしょうか。バスの減便、環境問題、坂道の多い地域など複合的に今後の交通施策を考えていく必要があります。